地域農業の紹介

厚沢部 せたな 知内 北斗 七飯 八雲

JA新はこだては、渡島・檜山地方の多くを含む広域JAで、「農業の宝石箱」といわれるほど多種多様な形態の農業が展開されています。
 
お米は管内全域で生産されています。野菜も管内各地で作られていて、知内のニラや北斗のトマトは盛んに栽培されています。 また、厚沢部・森では馬鈴薯が、七飯では花卉や果樹が盛んです。
酪農は八雲を中心に盛んで、畜産は七飯・木古内・若松など各地で行われています。

 

 

 

厚沢部・江差・上ノ国・八雲町熊石・奥尻 地区
厚沢部営農センター

 檜山地方の南部を占めるこの地区では、豆類などの畑作物や馬鈴薯などの野菜が作られています。
 江差町は江戸時代にニシン漁や北前船交易で栄えた町で、当時の面影を色濃く残す街並みは今でも多くの人に親しまれています。

ASSABU

野菜をはじめ、農産物が盛んに生産される

厚沢部町では馬鈴薯の栽培が盛んです。ほかにも、南瓜や大根、アスパラ、スイートコーンなども生産しています。
特産品の「光黒大豆」を使用した「黒豆茶」や「甘納豆」などの加工品もあります。奥尻町では、しっとりした食感の肉質で濃厚な脂の旨味が特徴の黒毛和種「奥尻牛」を生産しています。

メークイン発祥の地 厚沢部町

厚沢部町は、日本でのメークイン発祥の地として知られています。 現在でも、厳しい肥培管理のもとに生産され、品質を高く評価されています。粘り気があり、型崩れしにくく、煮物やカレーに最適です。また、メークインをモチーフにした「おらいも君」というイメージキャラクターが、町のPR活動をしています。

 

せたな地区
せたな営農センター

 檜山地方の北部に位置するせたな町は、2005年に大成町、北檜山町、瀬棚町の3町が合併し誕生しました。
 大成地区には、古くからの歴史がある神社「太田山神社」があり、「日本一参道が険しい神社」とも呼ばれています。

SETANA

稲作を主体とした農業

せたな町では、お米をはじめ野菜や花卉などを生産しています。また、酪農・畜産も盛んに行われています。しっとりした食感の肉質としつこさを感じさせない脂が特徴の「若松ポークマン」というブランド豚も生産しています。

こだわりのお米「北の白虎」

若松地区では、「北の白虎」のブランドで「ななつぼし」などのお米が生産されています。 「北の白虎」はせたな町のライスターミナルで精米しています。 ほんのりした甘さと粘りがあり、柔らかいのが特徴です。また、そのお米を使用したお酒(純米吟醸酒)「北の白虎」も作られています。

 

知内・木古内 地区
知内営農センター

 渡島地方南西部にある知内町は、北海道と本州を結ぶ青函トンネルの出入口となっています。木古内町には、2016年に開業予定の北海道新幹線の玄関口となる木古内駅があります。鎌倉時代から伝わる北海道最古の温泉「知内温泉」や約200年の伝統を誇る「寒中みそぎ祭り」などが有名です。

SHIRIUCHI

施設園芸を中心に稲作・畜産も盛ん

知内町では、ニラ・ほうれんそう・トマトなどの施設園芸や水稲・畑作や酪農を組み合わせた複合経営を主体に農業が営まれています。木古内町では、「はこだて和牛」のブランドで和牛が生産されています。 脂肪と赤身のバランスがよく、ヘルシーで肉の味がしっかりしているのが特徴の褐毛和種(あか牛)です。

全道一の生産量のニラ「北の華」

全道一の生産量を誇る「北の華」は、葉の幅が広く肉厚で、食べると甘く柔らかいのが特徴です。おひたしや卵とじ、炒め物、鍋料理、ニラしゃぶなど色々な料理と相性がいいです。「北の華」を練りこんだ「元気ソーセージ」も販売しています。

 

北斗 地区
北斗営農センター

 函館のベッドタウンとして発展してきた北斗市は農業や漁業が盛んな町です。 全道2位の生産額であるホッキは名産品として親しまれています。2016年に開業する北海道新幹線の新函館北斗駅があり、道内観光の拠点としての役割が期待されています。

HOKUTO

稲作・園芸を中心に農業を展開

北斗市は、長ネギ・トマト・きゅうりなどの栽培が盛んで、全道有数の産地となっています。 なかでも、長ネギは全道一の作付面積であり、しっかりとした歯ごたえや甘み、すらりとしたスタイルの良さが特徴です。この地区は「北海道水田発祥の地」とも言われ、現在でも「ふっくりんこ」や「きたくりん」の水田が広がる道南の穀倉地帯です

北海道を代表するトマト産地

北斗市では、「りんか409」や「麗華」といった品種が主に栽培されています。 特に「麗華」は、スライスしてもくずれないほど実がしまっていて、甘みと酸味のバランスが取れているのが特徴です。上磯女性部が作る100%ジュース「かみいその香り」やあぐりへい屋で販売している「トマトカレー」にも使用されています。

 

七飯・函館 地区
七飯営農センター

 渡島地方南東部に位置する七飯町は、新日本三景の一つの「大沼」や日本の道百選に選ばれている「赤松街道」があります。函館市は、「イカのまち」として知られ、漁業が盛んです。 函館山からの夜景をはじめ、金森赤レンガ倉庫やトラピスチヌ修道院などの観光名所もあります。

NANAE

クリーン農業に力を入れる

七飯町は、北海道でいち早く西洋農法を取り入れた町と言われています。カーネーションなどの花卉や長ネギ・人参・大根などの野菜、稲作、果樹、酪農、畜産といった多岐に亘る農業を展開しています。環境に優しく、安心・安全でおいしい農産物を生産するためのクリーン農業にも力を入れています。函館市では、主に馬鈴薯や人参などを生産しています。

 

全道一のカーネーション産地

七飯町のカーネーションは全道一の出荷量を誇り、全国でも有数の産地です。 収穫の最盛期である7・8月には、1日約30万本を全国へ出荷しています。
また、アルストロメリアやトルコギキョウなどの花も栽培し、多彩な品種を生産しています。

 

森地区 森営農センター

 波静かな内浦湾に面している森町は、渡島地方の中心に位置し、駒ヶ岳を270度に渡って囲んでいます。 漁業・農業が盛んな町であり、名物駅弁「いかめし」のまちとして全国に知られています。 また、ホタテ養殖の一大産地でもあります。地熱発電所のある濁川地区では、源泉100%かけ流しの温泉も有名です。

MORI

水はけのよい土地での農業

火山灰土の水はけのよい土壌で、南瓜や馬鈴薯などを栽培しています。また、養豚の盛んな地区でもあり、生産高は全道でも上位を競っています。濁川地区では、温泉熱を利用したハウス栽培が年中行われ、トマトやきゅうりの生産が盛んです。

ブランドの南瓜「森の都」

粉質系の南瓜で代表的な品種である「みやこ」を主に栽培しています。ホクホクとした食感や色鮮やかな黄橙色の果肉が特徴です。 塩茹でや、てんぷらなどさまざまな料理で活躍します。

 

八雲( 熊石地区を除く) ・長万部 地区
八雲営農センター

 渡島地方北部に位置する八雲地区では、酪農や漁業が盛んに行われています。八雲町は代表的な北海道土産として全国に知られている「木彫りの熊」発祥の地です。長万部町には、名物の駅弁「かにめし」があり、全国的に有名です。

YAKUMO

北海道酪農発祥の地

八雲町の酪農の歴史は古く、明治時代に乳牛を導入して以降、酪農を発展させてきました。ほかにも、軟白長ネギやもち米(風の子もち)なども生産されています。長万部町では、酪農や畜産が盛んに行われ、野菜などの生産も行われています。

程よいコシがあるもち米「風の子もち」

八雲町産のもち米「風の子もち」は白く、程よいコシがあるのが特徴です。 このもち米はもなかや大福などにも加工されています。
イメージキャラクター「やくもっちぃ」がPR活動を行っています。

 

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